CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

その他

マイラコンデンサ

アナログ系の謎プロジェクトではちょっとづつ値の違うコンデンサを大量に使うので中国通販でポリエステルフィルムコンデンサのアソート物を買ってみました。こういう用途ではアソート品で揃えるのが理にかなってます。 商品は無事到着。この深緑のモールドが…

基板到着

「出来上がった10枚の基板を全部使い切るプロジェクト(仮)」の基板が出来上がってきました。注文してから12日目で最短です。 左の75×75mmが10枚で$5、右の100×100mmは本当は1枚でいいのですが5枚で$2 部品実装密度は低く、ラインも0.4mmのゆったりルールで…

プロジェクト分割

すべての音源が1枚の基板に乗った状態でライン引き回しをしてしまいましたが、考えてみるとこれからガーバー出力するにしてもそのまま版下印刷にするにしても回路全体が対象になってしまう訳でうまくいきません。Kicadは1つのプロジェクトに階層的に複数の…

回路図修正

回路図上でR102の「10k」表記は一見正常、プロパティを開いて詳細設定値を見ても大丈夫そうなんですが、よくよく見るとValueの「k」が変。全角で入力されてました 回路図上の表記はちゃんと半角ANK文字に変換されてるんですが。 プロパティを修正してDSNフ…

オートルーティング

各基板へざっくり部品配置ができたのでラインの引き回しをやってみます。足のピッチが広いスルーホール部品のみの低密度アナログ回路なんで手作業でもいけますが先ずはオートルータで仮配線し、こんがらがってるところは部品の移動、回転で引き回しを解きほ…

部品配置完了

残りの基板にも部品を配置していきます。 シンバル音源とオープン/クローズハイハット音源 そして最後の2枚。アクセント信号発生基板・・これには汎用的に使うホワイトノイズ、ピンクノイズの発生回路も乗ってます。・・とすべての音源からの信号を混ぜてラ…

こちらも進行中

リズム音源の方も実は密かに進めてます。規格化基板に部品をばらまいてるだけですが。 ハンドクラップス音源 オリジナルのマシンでは特徴的とされている音で回路もかなり複雑です。ここでロームのVCA-IC(SIP9ピン)が使われてます。そのほかにQUADコンパレ…

基板設計完了

1枚できればいいので久々に手製で行ってみるかと思ってたアナログ基板ですが、出来るだけ裏面だけのパタンで・・屈曲が少なくなるように部品配置を最適化して・・といじっているうち案の定GNDベタパタンに離島があちこちできてしまい、それを修復してやっと…

GNDベタ

回路のGNDは裏面にベタを塗って接続しています。ただ片面基板にしようとなるべく裏面になるようにラインを引くとGNDベタを分断してしまいGND領域が離島のように電気的に浮いてしまうことがあります。 たしかにERCでは引っかかりますがメッセージがいまいちで…

片面基板設計

新たに思いついた謎プロジェクトが水面下で進行中です。 繰返し回路部分の基板は発注するとして入出力インターフェース部分は1個でよいのでこれは手作りしてしまった方がいいでしょう。密度も低い純然たるアナログ回路でざっと部品を配置したところです 手作…

余り基板

暮れに押し入れ掃除したら外注して使わなかった基板がごろごろ出てきました。だいたい同時に5~10枚出来てしまってそのうち使うのは試作の1~2枚なんで8割9割はゴミ化してしまいます。 まぁ個人的なプロジェクトなんで量産したり配布するわけでもなし、追試…

部品配置中

実際作るかわかりませんがリズムマシンの方も基板設計続けてます。回路図からネットリストを読み込んでボード上にぐちゃっと塊になった部品を解きほぐして、グループごとに100×85mmの複数の基板に分配。それぞれの基板の中で部品を配置を考えています アナロ…

ボード構成

31個の操作ノブだけ取り出しても並べると幅350mmくらいになりそうです。実機では外形寸法500mm×300mmくらいあってデカ板に直接実装されたボリウムの隙間にCR等の部品が配置されているようですが、そんな大きな基板は自作でもエッチングできません かといって…

IC着荷

年末ぎりぎりに中国に発注した部品が到着してました。通常期と比べて早いくらい。春節とか国慶節を外せば年末年始は平常運転なんでしょうか。 ほしかったのはロームのVCA-IC:BA6110。リズムマシンに使われているBA662の後継品でピンアサイン・特性は異なる…

回路図入力完了

音源部の全回路をそっくりそのままkicadに入力しました。オリジナルの回路では楽器音は11音色:バスドラム、スネアドラム、オープンハイハット、クローズドハイハット、シンバル、カウベル、ハイタム/コンガ、ミッドタム/コンガ、ロータム/コンガ、ハンド…

シミュレーション波形

音源の回路を一部切り出してシミュレーションしてみました。例としてスネアドラム音の回路を見てみます。 まずボディの音を作る部分は「1」の方法でやっていてトリガパルスをTブリッジ型BPFに注入しています。 これにトリガパルス(緑)を加えるとフィルタの…

リズム音源

いままで作成したCPU基板はだいたい汎用パラレルポートを備えているのですがこれをI/Fにした応用回路を画策してます。 結構前からですが日本製のレトロなリズムマシン(いわゆる八百屋)が再評価されているようで、30年以上前のものですが検索してみるとサー…

定電流特性

印加電圧を振った時の電流特性を取っておきました。検出抵抗Rs=1Ωで500mA設定とRs=10Ωでの50mA設定の時の出力電流(A) vs. 印加電圧(V)になります 市販電源装置の最大電圧36Vまでの広い範囲で定電流で制御されています。低い方は検出抵抗の両端に発生する0…

ランニング試験

早速ですが動作確認だけしておきます。電子負荷の設定電流を1000mAとし直流電源から電圧をかけてみると電流はほぼ1A一定となりました。 10V、1A(損失10W)で連続運転しています 電源装置が示す出力電流も、途中に入れたアナログメータも1Aを指し示している…

ケース組立て

ケースの深さがないので中身が収まるか少し心配でしたが無事25mmに厚さに入りきりました ただしジョンソン端子のモールドが身側の折り曲げ部分に当たるので少し逃げを作っておきます ということでフタと身を合わせて電子負荷完成しました 後面パネルですが左…

基板組み込み

逆挿入してしまって取り外した3端子レギュレータはVout>Vinの禁忌を犯したので多分昇天でしょう。新品を基板の半月型シルクと逆に差し込んで動作OK。ちゃんと+5.0Vが出力されました。 この完成した基板をケースに組み込み残りの配線を一気に終わらせました。…

3端子レギュレータ

基板単体で動作確認をしていたのですが妙なことに気付きました。この基板の電源入力VINは9VのACアダプタを想定していてOPアンプや基準電圧源に安定な+5Vを与えるため3端子レギュレータU4:78L05を挿入しています。実際にACアダプタにVINを接続するとU4の入力…

基板部品実装

定電圧電源の片割れだった基板に部品実装します 部品点数は少ないので手持ちだけですぐ終了。ただし半固定抵抗RV1は調整ネジが底板にぶつかりそうなので実装しないでジャンパ。横にネジが出てるものにしてもいいのですがこれは電流設定値のMAXを決めるだけな…

配線続行

スイッチ、VR、パネルメータなど機構部品の取り付けが終わり、部品間の配線をしてます。すべての部品、配線はケースのフタ側のみで完結するようにしました あとは制御基板に部品実装して組み込むだけです

パワー系配線

大電流(といっても最大1~2A)が流れる経路の配線をAWG18のワイヤで進めてます。狭いところに太い線の引き回しでかなり窮屈。ここにきてケースの深さがギリギリになってきました。基板が干渉することなくうまく収まるか心配です。 電流検出抵抗は1Ωと10Ωの…

穴あけ完了

パネルの穴開けの苦行が終わると機構部品の取り付けに移れます。作業的に楽だし構想がだんだんと形になっていくわけで実はここが一番楽しい工程だったりします。 先ず放熱器を2個並べて取り付けたところです ですが、ここにきてまた試練が。放熱器にはトラ…

ケース加工

毎度嫌いなケース加工の段階に突入。 先ずは図面引きです。2DのメカCADはフリーのものをいくつか試してみたのですがどうもしっくり来るものが無く、KiCADのPCBエディタでやってます。 これを実寸で印刷すればよいのですがこの期に及んでプリンタの調子が悪く…

自作測定器

ここのところ、電源や測定器の修理とかアナログな遊びがつづいてますがこれはこれでおもしろい部分です。メインテーマのCPU関連はメーカの仕様、マニュアルをなぞるだけで何かに役に立つわけではありませんが、測定器、ツールの自作は性能は別にして一応後で…

配線完了

コネクタからワイヤを引き出して配線完了。(?) これがどう動作するのか、 何故ICはMB8868Aでなければならないのか それはわかる人はわかります。 えーと、タイトルは 何ぞそれ。

コネクタ実装

20ピンのポストがユニバーサル基板に刺さらないので、それと勘合する20ピンのハウジングだけを基板に両面テープで貼り付け。 (って、それでいいのか・・・) ICソケットにはUARTのMB8868Aを挿入しました。