CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

レギュレータ交換

TMS3631ボードの-9V系電源が容量オーバしているので三端子レギュレータを100mAタイプのLM79L09から1AタイプのNJM7909に交換しました

こういう中途半端な電圧しかも負出力のものは扱っている店舗もあまりなく、入手しても他に使いようないのですがネット上で見つけたものを発注しました

 

負出力の三端子レギュレータはピン配置が、全ピンで最も電位が低いVinがセンター、放熱タブになり正出力のVinと異なることは注意すべき点ですが、さらにパッケージをTO-92からTO-220に差し替えるときはマーキング正面から見て左右が入替わるわけでこれも気を付けなければなりません・・・

 

で念には念を入れてデータシートを見てみたら負出力レギュレータではTO-220TO-92でピンの配置はなんと同じでした・・・あぶないあぶない。

 

電源ICでのミスは負荷を壊すおそれもあるし、またまたやらかすところでした。レギュレータはスルーホールで広いベタパタンにつながっているので外すのも一苦労。

 

幸いピンピッチは2.54mmで設計していたのでそのまま差し替え。供給電流のリミッタは上がりますがレギュレータでの損失600mW自体はかわりません(2個差しだと1.2W)パッケージが大きいので温度上昇は緩やかですが発熱は一緒なので小さいヒートシンクを取り付けました