8085
MCS85ボードのハードデバッグはほぼ終わりましたが、もし基板をリファインして量産するとしたらやっておきたいことをメモしておきます (1)8155のタイマ割込み信号は8085のRST7.5へ直結する そのため割込み選択のジャンパポストJ5は…
割込みパルスは入力されているのにめったに割込みがかからない、 というか正確に10回に1回しか受付けていない状況ですが、これはもう早い話がパルス幅が狭すぎてレベル割込みに必要な幅に不足しているということです インテルのMCS-80/85 FAMILY USER'S M…
LEDのチカチカは最下位で75HzになっておりRST7.5の割込みは計算通り150Hzで入っていて正常に動作していると考えられます。 RST7.5はうまくいきましたが、RST6.5とRST5.5についても確認してみます。これらは割込みベクタ…
8155上のRAMで動作する割込みテストの例です モニタ上でユーザアプリケーションのエントリーポイントはFF00H番地に固定していますのでそこからベクタテーブルを跨いでプログラム本体startに飛びます まず8155内部の14ビットカウンタ…
MCS85ボードで割込みの動作確認をしていきます。 割込み要因である8155の/TIMEROUTを74LS04で反転させて8085CPUのハードウェア割込みピンTRAP,RST5.5,RST6.5、 RST7.5、INTRのどれかにジャンパ…
MCS85ボードでプログラムが無事動作することが確認できたので、この後の開発がより簡単になるように統合環境「CMPLDRV」でターゲットとして選択できるように組み込みました。 ・・・といってもASアセンブラを起動するバッチを呼べるようにしただけです…
シリアル通信による1文字入力CONINと1文字出力CONOUTが出来たのでこれらを使ったモニタプログラムをROMに搭載します はじめデバッグに使ったボードに既に搭載されているモニタのシリアルI/F部分だけ差し替えれば良いと思ってたのですが、あらためてこ…
これはもう、前のオシロ波形で答えわかっちゃてるんですが、要するにROMアクセスにウェイトが挿入されちゃってるのですね。 MCS85のチップセットをメーカ推奨回路図どおり配線したので8755のREADY出力と8085のREADY入力は直結して…
デバッグ用のボードでシリアル入出力処理のモジュールが完成したので本来のターゲットであるMCS-85ボードに移植して動作確認をしました デバッグボードでタイミングも含め充分にバグ出しを終えた1文字出力処理CONOUTです 0~255のインクリメント…
シリアル送信は単にビット列を垂れ流しにすればいいので簡単ですが、受信処理はいつ信号が来るかわからないので処理の先頭にスタートビットの待ち受け処理を入れてあります。 またこの待つにしても永久に待つか、タイムアウトを設けるかですが、人間のキー押…
シリアル送信部がほぼできたので今度は受信処理部分をコーディングしていきます。 デバッグのため前回作って動作確認済みの8085ボードにちょっと加工をしておきます。このボードのシリアルRXライン(MAX232の12ピン)と8085CPUのSID(5ピン)をUEWで…
1ビット分の処理が39クロック分で出来ることがわかりましたが、RS232Cでボーレート38400bpsでダイレクトに送出することを考えると このボードの原振が9.8304MHz、CPU内部クロックで4.9152MHzなので4915200/38400=128で128クロックタイムが必…
このMCS-85ボードもモニタを載せてみます。 RAMの容量は256バイトと極端に狭いですがアセンブラによる小さいコードくらいだったらDLLして遊べるようにしたいところです。 8755のROMにレジデント型のモニタを置いてホストから操作でき…
メモリマップ、I/Oマップが確定したので実プログラムで動作確認をしていきます 8155のポートC(6bit)にLEDを接続しているのでそこにインクリメントデータを出力してチカチカさせます。 アセンブラはASでターゲットに8085を指定してお…
この点がどうも引っかかってたので結構調べてみました。 「Intel 8080/8085 Assembly Language Programming」のIN/OUT命令の説明に とあります。 I/O空間は256バイトだが16ビット空間に配置するために下位8ビットを上位8ビットへ複製する、と…
8755にプログラムを書き込む準備ができたのでテストプロを動かしてみようと思いますが、このMCS-85システムは設計当初からどうも腑に落ちない所がありました 8085に8755と8155を接続する際、ROMを含む8755はリセット番地を含む…
8755の書込み波形はデータシートに載っていますのでその通りに各信号ピンを制御するファームを作成していきます 以下が書込み処理を行うルーチンで、デバイスの諸元が書かれたDEVICE構造体と 書込み範囲を示すREGION構造体を引数に持ちます …
8755書込みのためのハードウェアは用意できたのでROMライタの制御ソフトの方を対応させていきます。 まずホストPC上で動く制御ソフトにターゲットデバイスとしてTMP8755を追加。ただしこのホストプログラムはROMライタ本体の制御ファームにデ…
8755チップにプログラムを書き込むためのアダプタも部品実装完了しました(左) 基板裏面に28ピン連結ソケットが付いていてそれをROMライタに、40ピンソケットにターゲットの8755を差し込みます。 ただし実際には頻繁に抜き差しするのでZIFソ…
IC類を全部ソケットに差し込みました MCS-85チップセットは東芝で揃ってます 8755はこれからプログラミングしなければならないのでZIFソケットソケットを介して中古品で入手した何が書かれてるかわからないチップを差しています それにしてもまた…
部品の挿入は完了。 あとはICをソケットに差し込むだけですが、8755への書き込みをそろそろ考えないと。 ちなみにKi-CAD上での完成予定図が以下です。当り前ですがほぼ予定通りの仕上がり。 ただ横付け抵抗はもう少しサイズが小さい(W数の小さいもの)にす…
基板表側パタンとしてスズメッキ線でジャンパを渡したところです かなり長いものもあり、また狭いピッチで並行して走る部分もあるので線が撓んで互いに接触しないように接着剤で要所をちょん付けしてあります これで配線パタンは完成しているはずなのであと…
MCS-85基板の穴あけ完了しました。 今回はじめてKICADから直接版下出力しましたが、パタン印刷の際、パッドドリルオプションとしてドリルマークの選択ができます。 ドリルマークがあると穴のセンター位置がエッチングされドリルの刃が滑らないのでいいのです…
こうなったら意地なんで再度トライ。 まず失敗した基板を見ながらパタンを見直し危ないところは可能な限りクリアランスが取れるようにしました。 ただパラレル入出力コネクタ周りがこれで限界。0.635mm(25mil)ピッチ、ライン幅0.3mmになっています。 紙フ…
引き続きエッチングしましたが、結果から言うと久々大失敗です 以下がエッチング直後の状態です。 基材の紙エポキシが剥き出しになり真っ白、レジスト部分は当時のものは「カメレオンレジスト」と称されていて感光が進むとどんどん色が濃くなり、最終的にこ…
8085ボードと8755ライタのパタンをOHPフィルムに印刷し100*150mmの基板に収まるように並べたところです。 フィルムのはぎ合わせに使ったカプトンテープが、中央付近に薄い黄色い部分に見えています さて露光ですが、サンハヤトの感光基板は…
外注すればウソみたいな値段で基板が作れるのになんで手作りにこだわるかと云うと この間、物置きを整理してたらこんな袋が出てきたことに始まります 店からして何かヤバい感じがしますが。 中からは新品未開封の感光基板。 昨日買ってきたかといっても判ら…
このMCS-85基板も手作りすることにします しかも片面基板で・・ オートルータにかけるときパラメータで銅箔コストを表面100、裏面1とかに設定すると、ルータはなるべくコストを下げるように裏面優先で引いてくれます。 どうしてもダメな部分は最終的に表…
8755ライタを先行して進めましたが本来はMCS-85のボードを作ることです。 手段が目的になりかけました・・・・ ま、こっそり並行して回路入力はやってました。 主要チップセット3個で行けるはずですが、アドレスデコーダ用のインバータとRS232用のレベルコ…
出来上がりの3Dイメージを見ていて気付いたのですが、結構リアルに表現されていて感心します ダイオードにガラス封止の3Dモデルを使ったのですが、高速で描画されるグラフィックカードのハードウェアによるシェーディング処理でもガラスの透明感が表現さ…