CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

メモリマップ

8755にプログラムを書き込む準備ができたのでテストプロを動かしてみようと思いますが、このMCS-85システムは設計当初からどうも腑に落ちない所がありました
 
8085に8755と8155を接続する際、ROMを含む8755はリセット番地を含む0000番地からRAMを含む8155はROMと被らず、且つスタックも置くので物理アドレスの後半に置くことは自ずと決まるので、アドレスデコードはアドレスバスA15を8755の/CSへ、A15を反転して8155の/CSへ
(8156であればさらに反転も省略できCSへ直結)すれば済んでしまい、
これでイメージこそ大量に出ますが64kバイトメモリ空間にROMとRAMの配置は完了します。
 
ところがI/Oはどうなるでしょうか?8085のI/O空間は256バイトしかありません。
8755内蔵の2組のパラレルポートは00番地から配置されるとしても、8155内蔵のポートやタイマはどうやってアクセスするか、です。
8000番地以降でI/Oをアクセスできたとしても下位8ビットは8755とアドレスがかぶっています
 
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