CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

メモリマップ

ローカルメモリの配置を検討しました。メモリ空間はリニア32ビットで4Gbyteありますがトランスピュータのアドレス表現は独特で32ビットを符号付きと見るようなので0番地を中心に-21憶~+21憶の範囲に広がります。ここに載る実メモリはごくわずかですが1MビットSRAM×4個で512kbyte、1MビットROM×4個で512kbyteの構成にしてみました

ROMブートを選択した場合、リセットベクタは0x7FFFFFFEになるのでROMは最上位、RAMは0番地から割り付けています

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アドレスデコードは簡易的に最上位4ビットのみとしたので1ブロックが256MByteにもなり膨大なイメージアドレスが発生しますが支障ありません。

なおオンチップで4kbyteのRAMを内蔵していてアドレス最下位に割り付けられています。ブートストラップの方法としてROMブートの他にリンクからのプログラム注入というのもできるので、それを利用すれば外付けメモリは一切なしの構成も可能です