このMCS-85基板も手作りすることにします
しかも片面基板で・・
オートルータにかけるときパラメータで銅箔コストを表面100、裏面1とかに設定すると、ルータはなるべくコストを下げるように裏面優先で引いてくれます。
どうしてもダメな部分は最終的に表面に引かれますが結果的に以下のようなパタンが得られました。
緑色が裏面の、赤色が表面の銅箔ですが裏面だけでかなり頑張っています。
このときビア径を大きくしておき赤色のラインを表面でジャンパ線に置き換えると片面基板でパタンが完成します
ただし表面のジャンパ線はクネクネ曲げて這わすにはいかないので直線になるように
また表面にパッドは存在しないので表裏の貫通に部品のピンを利用しているところは独立したビアに置き換えるという手修正をコツコツやってあげなければなりません。
また、クリアランスをとれるところは拡げ、何でこんな引き回しするか?というような冗長なパタンも手直し。
こうしてできたパタンがこんな感じで見た目ほとんど変わりませんが、赤いジャンパ線が全て直線になっていることがわかります