CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

LEDチカテスト

 
メモリマップ、I/Oマップが確定したので実プログラムで動作確認をしていきます
8155のポートC(6bit)にLEDを接続しているのでそこにインクリメントデータを出力してチカチカさせます。
 
アセンブラはASでターゲットに8085を指定しておきます
 
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プログラム先頭でNOPをマクロで複数個埋め込んでROM上の前回までに書き込んだコードを潰しながら追記していきます。こうすることでプログラム変更のたびにデバイスをUV消去する手間を省けます

次いで8155のコマンドレジスタ$80でポートCを出力に設定した後、ポートCレジスタ$83にインクリメントデータを書き込むループに入ります
ただしそのままだとループが高速すぎでLEDが全点灯しているように見えるだけなので、空ループを256回す処理を挿入しています。
 
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MCS-85ボードに書込み済8755をセットし動作が確認できました。
基板上部のオレンジ色LEDで左端が最上位ビットになりますが、これが10Hz程度で点滅しています