CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

電源配線見直し

 

NS32C032では複数の電源ピンを+5VとGNDにつなぐだけでしたが(左図)、NS32032は内部で使うために生成している負電圧がBBGピンに出力されているのでフィルタのためにここにコンデンサをつなげと書いてありました(右図)

 

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しかもコンデンサの容量、種類までしっかり指定してあります。BBGの内部等価回路は解説されていませんが、おそらく電圧を反転するフライングキャパシタはダイ上の微小容量で済んでも、ポンプアップされた電荷を溜めて平滑化するある程度の容量は外付けが必須でその特性もシビアに求められるようです。

それにしてもそのピンに低インピーダンスの+5Vを直接つないだもんだから流れ込んだ電流で内部回路を壊してしまったかもしれません

これはかなりマズい状況ですがコンデンサの挿入と、あと念のためNS32032にとってのRESERVEDピンを電源から切り離す検討をします

 

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