CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

またまた設計ミス

電源電圧5Vを3.3Vに落とす3端子レギュレータNJM2845を買ってきました。ところが取り付けて通電すると、出力端子になんと5Vがそのまま出てきてしまいます。これはまたピン配置が違っていたか・・とあせってデータシートを見直しましたが接続はOK。
パタンショートも問題なしでしばらく「!?」となりましたがこの手の低損失レギュレータは出力コンデンサがシビアに影響すると思い出し、ためしに出力ピンに最短で10uFのタンタルコンデンサを入れてみました。
 
↓かなりみっともない。ICも付けたり外したりしたので汚いし。
 
イメージ 1
 
 
 
しかしこれが正解。
出力電圧は3.3Vに落ち着きました。
LDOの使い方を誤って発振するというのは良く聞きますが、制御が利かなくなって入出力がツウツウになるというのは驚きです。電源周りなのでもし回路に過電圧がかかれば被害も甚大です。今回の回路では3.3V電源がつながっていたのは74LCX244 1個だけで、電源に5V印加されて壊れたかなと思いましたが無事でした。
74LCX244のバッファで受けているSDカードのインサート検知、ライトプロテクト検知は正常に動作しているようです。
 
イメージ 2