CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

マイラコンデンサ

アナログ系の謎プロジェクトではちょっとづつ値の違うコンデンサを大量に使うので中国通販でポリエステルフィルムコンデンサのアソート物を買ってみました。こういう用途ではアソート品で揃えるのが理にかなってます。

商品は無事到着。この深緑のモールドがなんか懐かしい、いわゆるマイラコンデンサですね。最近のパーツ屋の店頭ではめっきり見かけません。

31種類の値で各20個づつ計620個、それで約1700円なので1個3円弱です。E12系列でほしかったので歯抜けしていた183(0.018uF)823(0.082uF)をバラで買い足してますがこちらも25個で80円足らずです

 

なんか異様に安いですが品質は大丈夫でしょうか。まあこんな単純な構造のものにホンモノもニセモノも違いない気もしますが。

適当に抜き出した103J(0.01uF±5%)を測定してみると・・・

ちゃんと許容範囲に入ってます。tanδも0.01以下で十分な性能でしょう

 

ちなみに最近入手できるタイプのフィルムコンデンサ・・メーカはルビコン?の104K(0.1uF±10%)でもこんな程度です

 

ついでに手持ちで最も高級そうなコンデンサ双信電機のマイカコンデンサ(10000pF±0.5%)だとさすがtanδは測定限界以下。でも容量がずれてます。これは測定器側の確度の問題か。

 

パーツ箱にころがっていた102と書かれた茶色いモールドがあったのでシルバードマイカ1000pFかな、と思って測ってみたら・・1kΩの抵抗でした