CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

その他

定電流特性

印加電圧を振った時の電流特性を取っておきました。検出抵抗Rs=1Ωで500mA設定とRs=10Ωでの50mA設定の時の出力電流(A) vs. 印加電圧(V)になります 市販電源装置の最大電圧36Vまでの広い範囲で定電流で制御されています。低い方は検出抵抗の両端に発生する0…

ランニング試験

早速ですが動作確認だけしておきます。電子負荷の設定電流を1000mAとし直流電源から電圧をかけてみると電流はほぼ1A一定となりました。 10V、1A(損失10W)で連続運転しています 電源装置が示す出力電流も、途中に入れたアナログメータも1Aを指し示している…

ケース組立て

ケースの深さがないので中身が収まるか少し心配でしたが無事25mmに厚さに入りきりました ただしジョンソン端子のモールドが身側の折り曲げ部分に当たるので少し逃げを作っておきます ということでフタと身を合わせて電子負荷完成しました 後面パネルですが左…

基板組み込み

逆挿入してしまって取り外した3端子レギュレータはVout>Vinの禁忌を犯したので多分昇天でしょう。新品を基板の半月型シルクと逆に差し込んで動作OK。ちゃんと+5.0Vが出力されました。 この完成した基板をケースに組み込み残りの配線を一気に終わらせました。…

3端子レギュレータ

基板単体で動作確認をしていたのですが妙なことに気付きました。この基板の電源入力VINは9VのACアダプタを想定していてOPアンプや基準電圧源に安定な+5Vを与えるため3端子レギュレータU4:78L05を挿入しています。実際にACアダプタにVINを接続するとU4の入力…

基板部品実装

定電圧電源の片割れだった基板に部品実装します 部品点数は少ないので手持ちだけですぐ終了。ただし半固定抵抗RV1は調整ネジが底板にぶつかりそうなので実装しないでジャンパ。横にネジが出てるものにしてもいいのですがこれは電流設定値のMAXを決めるだけな…

配線続行

スイッチ、VR、パネルメータなど機構部品の取り付けが終わり、部品間の配線をしてます。すべての部品、配線はケースのフタ側のみで完結するようにしました あとは制御基板に部品実装して組み込むだけです

パワー系配線

大電流(といっても最大1~2A)が流れる経路の配線をAWG18のワイヤで進めてます。狭いところに太い線の引き回しでかなり窮屈。ここにきてケースの深さがギリギリになってきました。基板が干渉することなくうまく収まるか心配です。 電流検出抵抗は1Ωと10Ωの…

穴あけ完了

パネルの穴開けの苦行が終わると機構部品の取り付けに移れます。作業的に楽だし構想がだんだんと形になっていくわけで実はここが一番楽しい工程だったりします。 先ず放熱器を2個並べて取り付けたところです ですが、ここにきてまた試練が。放熱器にはトラ…

ケース加工

毎度嫌いなケース加工の段階に突入。 先ずは図面引きです。2DのメカCADはフリーのものをいくつか試してみたのですがどうもしっくり来るものが無く、KiCADのPCBエディタでやってます。 これを実寸で印刷すればよいのですがこの期に及んでプリンタの調子が悪く…

自作測定器

ここのところ、電源や測定器の修理とかアナログな遊びがつづいてますがこれはこれでおもしろい部分です。メインテーマのCPU関連はメーカの仕様、マニュアルをなぞるだけで何かに役に立つわけではありませんが、測定器、ツールの自作は性能は別にして一応後で…

配線完了

コネクタからワイヤを引き出して配線完了。(?) これがどう動作するのか、 何故ICはMB8868Aでなければならないのか それはわかる人はわかります。 えーと、タイトルは 何ぞそれ。

コネクタ実装

20ピンのポストがユニバーサル基板に刺さらないので、それと勘合する20ピンのハウジングだけを基板に両面テープで貼り付け。 (って、それでいいのか・・・) ICソケットにはUARTのMB8868Aを挿入しました。

こちらも部品実装中

ユニバーサル基板上にUARTの40ピンICソケットを中心に周辺部品を配置しています。 今のところここまでできました。 このあとICソケットの両側に日圧のXHPコネクタを挿入しようとしたのですが、ここで驚愕の事実が判明。 XHPコネクタのピンピッチは100mil=2.5…

UART(3)

部品リストの続き。 トリマコンデンサ・・・水晶発振の微調整用? 赤20pF、緑30pF、黄40pFですが、黄のかわりに青5pFがいいようです フィルムコンデンサ 手持ちは10nF(0.01uF)でしたが0.015uFを推奨 スチロールコンデンサ これは容量判らず。何かだんだん…

UART(2)

こういったお蔵入り部品も一度は日の目を見させてあげたいのですが、ちょっと思いついて周辺につなげる部品を手持ちで探してみました まず5mm砲弾LEDの赤、黄、緑、クリア 5連LED。本当はアンバー色発光で分割されてないタイプが良し(何故に?) DIPスイッ…

UART

ここのところ自宅に居ることも多いので探し物のついでに部品箱を整理していたのですが、これはもう一生使わないだろうというような部品がいろいろ掘り出されてます。 何かのジャンク基板から引き抜いたのだと思うのですがまとまってUART(Universal Asynchro…

ダフスデバイス

CMOCのマニュアルにある言語仕様を読んでいたら、サポートしない機能として ・Implementing Duff's device in a switch(). という記述に突き当たりました。「Duff's Device」とは何ぞ、何それおいしいの? Wikipediaによると、「ダフスデバイスとは、C言語で…

CMOCコンパイラ

このCMOCはなかなかのスグレモノでCのサブセットとは謙遜していますが、サポートしてない点、C99規格との相違点も明記されていて通常の使い方では全く問題がありません。C標準ライブラリも必要最小限しかサポートしないとしていますがstr~、mem~のストリン…

6809用Cコンパイラ

以前作ったCPUボードの開発環境整備を気が向いたときにしていますが、久々に6809ボードを引っ張り出してきました。酷い埃まみれ・・ 6809用のクロスCコンパイラとしてMicro-Cというのがありましたが、今動かそうとするとありがちなエラー が出てしまいます。…

DSPクロス開発環境(2)

binutilsのコンフィギュアが通ったのでmake。 $ make Configuring in libiberty configure: loading cache ./config.cache configure: error: `target_alias' has changed since the previous run: configure: former value: m68k-coff configure: current v…

DSPクロス開発環境

68000用GCCのビルドで大体やり方がわかったので、他のクロス環境にも挑戦してみます m68k、arm、H8等の構築はネット上あちこちに先人の情報がありますので あまり見かけないTIのDSPなぞを。 m68kは試行錯誤ありましたが、今回は後でわかるようにちょっとメ…

Cygwin環境

MSDOS上で動作するようにビルドされているm68k-GCCが結構古いので Cygwinでのクロス開発環境を作ってみたのですが・・・これが実に大変でした。 あまりにめんどくさかったので経過はすべて割愛。 結果から言うと最後まで無事ビルド、インストールできたのが …

PC更新

異様に暑かったこの夏、長らく使っていたWin-XPマシンがついに電源が入らなくなり、あえなく更新となりました HDDは幸い無事だったので増設HDDとして移植し、OSもWin10にアップデート。 なかなか快適な環境によろこんでいたのですが、久々にCPUボードでもい…

555発振回路(4)

あまり引っ張ってもしょうがないので種明かしです まずホンモノの555の内部構成。シンプルですがいろいろな応用がきく優れた回路です。 これをソフトウェア+デジタル回路で構成するとどうなるかです。 コンパレータ入力のTHRESとTRIGはA/Dコンバータにつない…

555発振回路(3)

さて、最後にもう一つ555。 表面に何のマーキングが無いし、なんか怪しさ満点です。 さては某国のリマーク品失敗作か? でもブレッドボードに挿すとちゃんと発振します。 ただ若干周波数が低いようです。外付けCRだけで周波数は決定するはずなのに何ゆえ・・…

555発振回路(2)

それにしても555は凄すぎです。基本設計が変わらず1970年代から40年以上生産が続いている ICの品種ってこれ位じゃないでしょうか。 細かい改善やプロセスの向上で性能は上がっているでしょうけど。 これはC-MOS化された中でも初期のものでインターシルのICM7…

555発振回路

気分転換でブレッドボードでタイマIC、555の発振回路を組み立ててみました いつもはやっつけの配線で済ましていますが、今回はちょっとマジメにきれいに引き回してます。 縦一列が導通しているという制約の中で部品配置とうまい長さのジャンパワイヤで回路を…

ODPベンチマーク

DX4ODPRでCPUID命令を実行してみました プロセッサ識別シグネチャに0x00000480が返ってきます。 これから タイプ=0 ファミリコード=4 モデル番号=8 ステッピング=0 で、IntelDX4(TM)プロセッサであることを示しています。 このDX4ODPRはCPUと完全に置換…

オーバードライブプロセッサ

インテルのオーバードライブプロセッサ、DX4ODPR100のジャンク品を入手しました 80486DX/DX2のソケットにそのままさせるアクセラレータでベースクロックを 3逓倍した内部クロックで動作します さっそく自作486ボードの486DX2と換装してみました。 このボー…