印加電圧を振った時の電流特性を取っておきました。検出抵抗Rs=1Ωで500mA設定とRs=10Ωでの50mA設定の時の出力電流(A) vs. 印加電圧(V)になります
市販電源装置の最大電圧36Vまでの広い範囲で定電流で制御されています。低い方は検出抵抗の両端に発生する0.5V+制御用パワートランジスタのVce(sat)=0.4Vtypより下げることができずこれが内部吸収電圧になりますが、約1.2Vくらいから制御できているようです
上限はどうなるかというと単純にトランジスタの最大Vceo=230Vと最大コレクタ損失Pc=150Wのプロットを重ねるとこうなりますが
当然ケース一体の小さい放熱器でこんなパワー損失できるわけなく、ニキシー管電源くらいがせいぜいでしょう