CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ボード構成

31個の操作ノブだけ取り出しても並べると幅350mmくらいになりそうです。実機では外形寸法500mm×300mmくらいあってデカ板に直接実装されたボリウムの隙間にCR等の部品が配置されているようですが、そんな大きな基板は自作でもエッチングできません

かといって操作ノブだけパネルに付けてその他の回路は1枚の基板に・・となると双方を結ぶ膨大な配線を想像するだけでも気が遠くなります

そこで考えたのが1~2音源を操作ノブごと1枚のカードにまとめてそれを必要枚数だけマザーに挿すライザカードのように並べるという方法です

 

たとえばバスドラムの音源回路だけを取り出して基板に配置するとこのような感じです。基板のサイズ、ボリウム、コネクタの位置を規格化しておけば他もこれに収まる形でCRを配置することになります。基板高さは100mmだときりかよいのですが19インチ2U高さのケースに収めることを想定すると85mmにしておきました。この高さにボリウムが最大4個並びます

モジュラーシンセサイザと同じような構造ですがこの基板も1枚にパラメータがほぼ固定の発振器、VCF、VCA、エンベロープジェネレータが含まれてるとも言えます

後面には各音源カードで共通に使用する電源、トリガー、音声出力、他音源からの流用信号をバス接続するコネクタと各音源を選択する個別信号の入力を置きました


このような形にしておけば音源を1個づつ作っていき飽きる、挫折するでいつ中断してもいいわけで良心的なデアゴスティーニ方式です。創刊号着手は未定ですが