CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

穴あけ完了

パネルの穴開けの苦行が終わると機構部品の取り付けに移れます。作業的に楽だし構想がだんだんと形になっていくわけで実はここが一番楽しい工程だったりします。

先ず放熱器を2個並べて取り付けたところです

ですが、ここにきてまた試練が。放熱器にはトランジスタのタブを固定するネジ穴が1個しかないので、これだけでパネル固定するとクルクル回転してしまいます。追加でもう1個貫通穴をあけて、さらに裏からビスで固定できるようにネジを切ってみます

ということでまた久々に使う工具を投入。工具箱の底からハンドタップを出してきました。これもかなり昔いつ買ったか覚えてないのですが新品同様。それにしてもハンズ大口利用してます

放熱器は3ミリくらいの肉があるので十分M3のタップが切れます。φ2.5の下穴開けて回しては戻す、という感覚はすぐ取り戻せました。回転がスッと軽くなればネジ穴貫通です

フタの裏側には電流制御用のパワートランジスタと電流検出用のメタルクラッド抵抗を配置します。抵抗が配置の関係で放熱器と結合していないですが、ほとんど発熱しないのでいいでしょう。1Ωに1A流しても1Wだし

 

出力にはジョンソン端子を使いますが取付穴に土星型というかコスモ星丸的な形状を要求されます

 

回転止めのためですが加工は簡単でセンターの大穴を開けてから輪っか(赤道)方向に細丸ヤスリで削っていくだけでキレイに仕上がりました

 

ところが仕上がってからミスに気付きました。この回転止め方向は端子の軸に開けられている穴の方向に一致しているので端子の取り扱いとしては鉛直方向にするべきだったかも。