毎度嫌いなケース加工の段階に突入。
先ずは図面引きです。2DのメカCADはフリーのものをいくつか試してみたのですがどうもしっくり来るものが無く、KiCADのPCBエディタでやってます。
これを実寸で印刷すればよいのですがこの期に及んでプリンタの調子が悪く、パネルに貼ったマスキングテープの上にケガキ引き直しです。なんという二度手間。
さていよいよ穴開けですが、まぁドリルで開く丸孔はいいんです。大変なのはメータとかの大きな丸穴や角穴です。普通はドリルの穴を連側的に開けニッパでつないでヤスリ仕上げですが、ここで専用工具投入、ハンドニブラです
そうとう昔中学生くらいの時に買ったのか、本当に久々の登場。未使用の替え刃とともに出てきました。・・値札が今はなき(ついこないだまであった)東急ハンズ!
使ってみるとこれが効果絶大。最初に導入のφ10くらいの穴を開ければ、角穴のケガキ線に沿って文字通りニブル(nibble)・・食いちぎってすすみ角も90度回転させてやればコーナもきれいに出ます。ケガキ線ギリギリを攻めれば最後ヤスリで軽くバリを取るくらいで完成してしまいます。
これは良い工具とあらためて感心です。
ところが今ホーザンのサイトで検索してみるとハンドニブラK-88生産終了ですと!惜しいことです。替え刃の供給はあるみたいですがこの手持ちのものもン十年刃を交換してないし結構持つみたいです
こんなふうに最適な工具でスムーズに作業ができればメカ加工の苦手意識も少しは和らぎます