CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

自作測定器

ここのところ、電源や測定器の修理とかアナログな遊びがつづいてますがこれはこれでおもしろい部分です。メインテーマのCPU関連はメーカの仕様、マニュアルをなぞるだけで何かに役に立つわけではありませんが、測定器、ツールの自作は性能は別にして一応後で利用できます。

このCQ出版の本はとても参考になりました。作りっぱなしではなく性能評価まで触れていてなかなか良書です

もっともデジタル電圧計とかひずみ率計とか複雑なものはそこまでがんばらなくてもメーカ製市販品の方がはるかに性能が高く校正済、且つおそらく自作より低コストで入手できそうなものもありますがまぁそれはそれ。

やはり確度、精度に関しては自作ではどうしようもありません。唯一、時間標準だけはアマチュア的には古くから水晶精度で十分だし今ではGPS同期やRb発振器で一次標準に肉薄できますが電圧/電流標準はいまだに無理のようです。

 

ところでVFD電源評価の時やっつけで作った電子負荷はこの本の記事を元にしていますが、専用基板も作ったのでケースに入れてみることにします。自身で外部に電流を供給する必要はないのでトランスとかは不要ですが選んだ箱(120×120×25mm)はちょっと小さすぎたかも