CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

SOPフットプリント

表面実装のフットプリントも念のため確認しておきました。この基板では原振12MHzの水晶を3分周する必要があり、あまり一般的ではないですが74HC107 Dual JK-FlipFlopで3進同期カウンタを構成しています。何も考えずにSOIC-14のフットプリントで基板を作ってしまいましたが、出来上がってからいざ現物を載せてみたらまたしても幅が足りません。以前失敗してるのにまたやらかしてます。

前も同じようなことしてますが再度いくつか手持ちのICでピン幅とカタログ値を確認してみました

Texas       TL7705ACPSR PS           7.4~8.2mm

Motolora MC74HC107 (SOP-14 7.3±0.3mm)

Atmel       93C66            SOIC-8    5.79~6.20mm

NXP         74HC74D        SOIC-14  5.8~6.2mm

手持ちのMC74HC107SOP-14パッケージであるらしくフットプリントからはみ出てしまいます。ところが現状ネットで見つかるモトローラのデータシートではPDIPSOIC-14のバリエーションしかなくSOP-14はカタログ落ちしているようです(あるいはニセモノ?)

SOP-8SOIC-8のサイズは許容誤差内の違いなのに14ピンになると急に幅が変わるのも如何なものかと思いますが。もっともJEITA規格のSOPはより小さいJEDEC規格のSOICへと集約しているようなので改めてSOIC-1474HC107を探してみます

 

まぁあるにはありますが、この価格なら基板の方を作り直した方が安い・・・