CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

パタン点検

オートルータが出力した結果を検図しています。例によって迂遠な引き回しをしているところはいったん配線剥がして手動で引き直したり、近傍の25milグリッドにスナップできるようなラインは修正しておきました。ただ本当に微妙なクリアランスで成立しているところもあるので影響が波及しそうなところは諦めなければなりません

配線の込んでいるところを見るとピン間3本通ししているところがあります。前に手動だとピン間2本がギリギリ・・という経験がありますがこれは製造ルールに違反しないでしょうか

よく見てみるとこれはランドの直径が小さい(56mil)からできたようです。

ランド半径28mil+隙間7mil+ライン6mil+隙間6mil+ライン6mil+隙間6mil+ライン6mil+隙間7mil+ランド半径28milでちょうど100milでここから1milたりとも動かせません。つまりピン間3本が製造限界ということになります。

 

あとは今までも度々やらかしているフットプリントの点検です。CPUの上の方に2個の表面実装8ピンICがありますが、これは表面透視で左が電源監視リセットIC TL7705、右がファンコントロール用に置いてみたPIC12F1822です

 

TL7705フットプリントの選択を誤ったことがあってうまくいったものを持ってきたのですがパッド中心で幅が7mmもあります。こんなに幅広だったでしょうか。この寸法はSOP8でもSOIC8でもありません(PIC12F1822SOP8でいいようです)