CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

SRAMパタン

ROMとSRAMはピン配置が似ているのでバス配線が容易です。さらに簡潔にするには上下に親子ガメ方式で重ねてしまう手があって、DIP形状のROMソケットの中にSOPのSRAMを仕込むと省スペースにもなりうまいやり方です。秋月のZ80ボード、AKI-80がそんな設計でした。

でこのボードでも28ピン600mil幅のDIP-ICソケットの下に32ピンSOPのフットプリントを置いてみたら・・

 

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こりゃダメじゃん・・ 

 

寸法図で見れば明らかなんですがSOP28ピンは余裕で入りますが32ピンでは2mm以上幅が広いのでこのやり方は使えませんでした。

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SRAMにパッケージ違いのもの(TSOP32-P-0820)を持ってくればこれは幅が約8mmなのでこれならうまくいきます。下の図だとパッケージを90度回転させて引き回しがえらいことになってそうに見えますが、実はTSOPはピンアサインをDIPと変えていて(1/4回転させている)この位置関係でも、もっと短かく接続できます。

ただそのためだけにTSOPを調達するのも何だし、0.5mmピッチのハンダ付けもいまいち自信がないので思案中です。

 

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