CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ルーティング実行

部品配置が決まったのでオートルータにかけてみます。ライン幅は電源周りが12mil、その他が6mil、クリアランスが6milと製造デザインルール限界に設定してあります

わんぱくなラインがしばしば取付孔の外側を回って引かれてしまうことがあるので四隅の取付孔に三角形の配線侵入禁止ゾーンを設けておきました

 

電源ラインを手描きで引いているとそれが他の信号の妨げになるかもしれないので電源含め全てオートルータ任せで一気に実行。800以上あるネットが引ききれるものだろうかと心配しましたが、意外にもものの10分くらいで布線は完了しオプティマイズ処理に移行しました。

いったんその時点で停止させ変な引き回しをされている抵抗、コンデンサ類を移動、回転で調整し再ルーチングを繰り返しました。ルーティングは約10分なので決まった配線を全リップアップしても惜しくありません

最終的な部品配置でルーティング完了時点ではビア約290個、ルート長約12000(これの単位はmmなのか?)その後オプティマイズ処理を約3時間放置でビア190個、ルート長約11000まで減少し、それ以上は変化なさそうなので中断して完成としました