CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

配線解きほぐし

オートルータをかけるとき元のラッツネストができるだけ単純だと成績が良くなります

ラッツネストが最も込み合っている部分、ROM-SRAM間のバス接続をよく観察してみるとデータバスD0~D31が妙に交差してるのが気になりました

 

回路図と突き合わせてみたらD0~D15が接続されるSRAMU2D16~D31U3がなんと逆に配置されてました。U2、U3の左右入れ替えしたところデータバスはROMからSRAMへ短距離で素直につながりました

次にバスのつながり方を見てみるとデータバス、アドレスバスの一部で完全にクロス・・ROMとRAMのピン配置が逆順・・してしまってるところがあります

RAMは基板内で完結している場合に限りデータバスの各bit、アドレスバスの各bitは交換則が成り立ちます。ここではまともにクロスしているD0~D3(D15~D18)、アドレスバスのA2~A6を入れ替えてしまいます

 

これで見た目は多少シンプル。ラッツネストがほぼ並行に走るようになりましたが線同士を跨ぐためにビアはどうしてもいるしどれほど効果があるかはわかりません