CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

部品配置変更

オートルータのみで自動配線を試みていますがなかなか収束しません
ラッツネストが900本くらいありそれをこの狭い基板の中で完結するのはかなり難しそうです
基本のデザインルールはライン幅0.2mm、ビア径0.5mm、最小ドリル0.2mmでfusion-pcbの製造限界ギリギリとしています
オートルータを4時間くらい実行させて配線残りが十数本になったところで進捗が飽和してしまいますが中断させるとやはり配線が込み合うバスバッファ、メモリあたりに未配線が残るようです
 
そこで少しでも引き回すスペースが空くようにSRAMより下側にある部品を下に移動、
ROMとのバス接続がクロスしないようにSRAMの取付け向きを180度くるっと反転、
FPU(NS32081)とTCU(NS32201)の場所を入れ替え
  ・・・よりCPUと密接でバス配線の多いFPUがCPUに近い方がいい訳で。
 
 
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一方原寸で版下印刷して実際の部品載せたらSRAMと汎用ロジックのフットプリントが合わない!と気付き、これもフットプリント修正。
さらにシリアルコントローラ(TL16C550)に外付けで付くボーレート発生用の水晶1.8432MHzというのがいまどきそんな低い周波数がHC-49U/S形状で入手できそうもないのでSMDのオシレータとカウンタICの組み合わせに変更しました
 
これで回路と部品配置は完成。出来上がりのレイトレーシングイメージです(半固定抵抗のモデルがちょっと変)あとは引き回しが完了するか、です
 
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裏面です レイトレーシングだと光源の位置が表側に固定されてしまうためかなんか暗いです
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