CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

8755ライタ

MCS-85の3チップでシングルボードコンピュータを構成するにはi8755のEPROMにプログラムを書き込まねばならず、どうしてもライタが必要です。
プログラミングのタイミングチャートはインテルのデータシートに記載がありPIC等で専用のライタを作ってもいいのですが、すでに手作りのユニバーサル?ライタ「らい太くん」があるので、それに使う変換アダプタを考えてみました。
 
らい太くんのZIFソケットにはアドレス、データ、制御線としてパラレル8255の汎用入出力がそのまま来ていますし、プログラム用の高電圧Vppも任意の電圧でソケットから取り出すことができます
 
それでサクッと引いたのがこの回路。
 
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単にICソケットが2個並んでいるだけです。ROMライタに刺す側はEPROM2764のピン配置を想定していて対応するピンからアドレス、データ、制御線、VPPを取り出します
ただこれはハード的なピン配置のみであって実際の制御は8755用にROMライタの制御ファームを追加する必要があります。(2764が焼ける市販のROMライタに使えるわけでない)
 
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部品配置も単純です。これは基板も手作り、ユニバーサル基板でもいけます