CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

回路変更

この程度の簡単なピンアサイン変換だけで行けると思っていたのですが、念のためi8755の電気的特性を見ていたらちょっと問題ありそうです
 
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まずプログラミング電圧VDDですが、プログラム時25Vの電流IDD=15mAは良いとしても、通常のリードモード時も30mA流れるとあります。Vpp遮断時にROMライタ側でVppはプルアップ抵抗で+5Vに吊ってあるのでロジックレベルを与えるだけならいいですが電流は取り出せません。
 
また主電源のVccも大食漢で180mAも流れるようです。
ROMライタのVccは高速書込み+6Vにも対応できるようにオンボードのTL497で生成しているのでこちらも厳しそう。ということで+5Vは外部電源にしてしまいました
 
 
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ACアダプタから別電源を供給しそのON/OFFはROMライタ側の電源供給によるフォトMOSリレーで制御。VDDの5V/25V切り替えはショットキダイオードによるアナログ的なOR回路でおこないます
 

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ちょっと部品が増えましたが同程度の基板に収まりました