CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

鳴りモノ系IC(2)

部品箱虫干しのつづきです

SAA1099 Microprocessor Controlled Stereo Sound Generator for Sound Effects and Music Synthesis

(3個の矩形波発振+ノイズ)×ステレオ出力が18ピンDIPに収まっています

つまりPSG(AY-3-8910DCSG(SN76489)相当が2個集積されているようなものです。一部の情報で矩形波の他、三角波や鋸歯状波も発振できるとありおもしろそうなので入手したのですが、マニュアルにはその記述はなくこの構成でどうやるのでしょうか

と思ったら、PSGにもあるハードウェアエンベロープ発生器の繰返し周期を可聴周波数まで上げられるのでそれを流用するようです

 

CS9236 Single-Chip Wavetable Music Synthesizer

28ピンPLCCの小さいICですが、この中にGeneralMIDI(GM)コンパチブル32voiceポリの音源がすべて入っています

 

GMが規定する128音色とドラムセット、リバーブとコーラスのエフェクトも内蔵されていて、あとステレオシリアルDACを外付けすればシステムが完結します

ただし制御入力がMIDIinのみなので本当にスタンドアロンMIDI音源用のICってことですね