CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

入力アンプ選定

オーディオ入力のオペアンプの動作を確認しました。
電源は5V単一なので抵抗分圧で中点電位2.5VをバーチャルGNDとし、入力信号もコンデンサ
DCをカットした後中点電位にバイアスして入力しています。
約5.5倍の非反転増幅とfc=4kHzの2次LPFで構成され、出力がdsPICのA/Dコンバータに入力されます。
周波数帯域は狭くてよいのですが、変換範囲内で信号がフルスイングしているとS/N比が良い
データが得られます。

どういうOPアンプが良いかは明らかですが手持ちのOPアンプをとっかえひっかえしてみました
入力信号は1kHz 0.9Vp-p正弦波です

●NJM4558D
汎用バイポーラ入力の普通のOPアンプ。内部吸収電圧でスイング幅は狭いです2.8Vp-p位か
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●TL072
ローノイズ、FET入力ですが出力側はバイポーラでスイング幅狭いです
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●NJM2904
単電源用オペアンプで0Vに近い方は若干広いですがなんか暴れてます
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●NE5532
オーディオ用として有名ですが、こんな使い方はダメです
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●LMC662
さすが出力レールtoレール、電源電圧までフルスイングします。
これに決定。増幅率も計算どおりです。
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