CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

CPUまわり

CPU周りから配線を入力していますが、ちょっと困ったのが8086と8087、さらには8089間での相互接続の方法です。
 
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もちろんそれぞれのデータシートには簡略化された信号系統図はあるのですが省略されている部分もありいまいち具体性に欠けます
特に複数のプロセッサを調停するRQ/GT信号の処理とか実装例を見てみたいのですが
「8086,8087」とかで検索してもなかなか良い情報にヒットしません。
公開されているIBM-PC/XTの回路図からパクる、という手もありますが。
 
ネットが世界の全てとまでは云いませんがこれはもう不要なロストテクノロジ。紙ベースの資料がどこかの書庫の奥で眠っているだけなんじゃないかと諦めかけていたんですが。ちょっと思いついて8086とその周辺のチップセットの総称である「iAPX86」で検索したらあっさりとヒットしました。iAPX86ユーザーズマニュアル!
 
 
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・・やっぱりネットは世界の全てを網羅しているのか・・・・?
 
ともあれこれで8086-8087間、さらには8089との結線までも明確になり
バイスの使い方も詳細に説明されているのでバッチリです
 
 
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