CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

さらに手直し

DSP56001ボードの手修正をちまちまやってます

オートルータの出力はビア数や総ライン長を減らすような最適化処理が行われますがどういうアルゴリズムなのか、一度決定するとそのあと意地でも動かないところもあります

たとえば以下は/RESETビアとのクリアランスが取れるように屈曲したラインを自動生成していますが

 

これは単に/RESETビアを少しずらせはまっすくラインを引けるわけでこういったことは手動で調整するしかないようです

 

こんなふうにクオンタイズ、引回し・屈曲点の調整で手動最適化してきましたがそろそろ煮詰まった感じです。最後にGNDベタ塗りした後にDRCをかけるといくつかエラー・ワーニングを検出しますが大きな問題はありません

消しきれないメッセージはこんな感じです

●エラー:コードヤードのオーバーラップ
→電源コネクタと同一面にパスコンを仕込むなど故意にやってるのでOK
●エラー:ゾーンへのサーマルリリーフ接続が不完全
→これは最近VerのKiCADで出るようになったのですがサーマルリリーフがGNDベタへの接続(スポーク)数が不足していると。これはパタンが込み入ってるので仕方無くOKです
●警告:基板端でシルクスクリーンが切り取られている
→Dsubコネクタなどを基板端面一で配置したためシルクが一部基板外にはみ出すためでこれは故意なのでOK
●警告:ハンダマスクでシルクスクリーンが切り取られている
→Dsubコネクタフットプリントのお行儀が悪くハンダマスクの上にもシルクが引かれているためで、これは製造過程でハンダマスクが優先されるはずでOK