順番から言うと本来はここでRAMの読み書きチェックプログラムを走らせてハードに異常が無いか確認、となるところですが、アセンブラで組むのも面倒くさいのでここでは一気にモニタの組込みをやってみました。
モニタはx86用としてLSIC86で書いたもので今までV53、80386、80486の各自作ボードで実績があります。この中でシリアルI/Oに8251を使った486用が一番近いと思いこれを286ボードへ移植、と思ったら実はメモリ配置もI/Oアドレスも全く同じで、直したのは286では意味が無いキャッシュ制御コマンドの削除と起動時のタイトルメッセージ「*** i286 micro moniter V0.01 ***」だけだったというあっけ無さ。
コードをROMに入れて電源ONしたらすんなりモニタが起動しました
これが出るまでには相当数のPUSH/POP、CALL/RETは実行されてるわけで、少なくともスタック、ワーキングエリアのRAM動作は正常のようです