CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

LCD素板

表示器つながりですこし寄り道。
 
秋葉原をぶらぶらしていて、こんなものを見つけました。
 
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コントローラも何もない液晶の素の板ですね。値段がなんと1枚「9円」。
もちろん仕様不明でデータシートも何もなく、しかも透明電極が見えにくくて何が表示されるのかもよくわかりませんが9円に引かれてとりあえず買ってきました。
 
液晶は、はさんでいるバックプレーンと表面の電極に電圧をかけると点灯(発色)しますが、ふつうは直流電圧を印加すると液晶が電気分解して壊れてしまいます。
そこで点灯時は逆相、消灯時は同相の交流をかけて制御することになります。
 
ここではC-MOSインバータを約100Hzで発振させて液晶板に印加し表示内容、ピンアサインを調べてみました。どうもこれはラジオかコンポの表示器らしく時刻や周波数のための数字表示と入力ソースが表示できるようです。
ピン配置も左3本がバックプレーンの共通電極で、残りが27にグループ分けされたセグメントと思われます。
 
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液晶の単体は超低消費電力でしかも容量性なので、結線を外してもしばらく点灯していたり、手を近づけただけで誘導で点灯してしまったりで結構苦労してマトリックスを解いていきました。
が!、
あとから買った店のサイトを覗いてみたら、なんと独自解析した結果が載っているじゃないですか・・・