CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

液晶のドライブ(3)

次にピクセルを点灯させるためにセグメント電極側の制御をおこないます
今、ピクセルBだけを点灯させたければSEG1に以下のようなバックプレーンに同期した信号を印加します
 
イメージ 1
 
ピクセルが点灯するかどうかはセグメントとバックプレーンの電位差で決まるので両者の差の絶対値をグラフにしてみるとCOM2(Bピクセル)の部分だけパルス状の電位差が発生し、結果、このピクセルだけが点灯することになります。
 
イメージ 2
 
また、ここでは絶対値でグラフ化したので1方向にのみ電位が偏っているように見えますが実際の差分は正負50%づつになっているので液晶の変質も発生しません