CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ドライブ波形

マトリクスをスキャンしている順番から言うと、ある行に出す点灯データが1つ前の行に漏れている、ということになります
念のためカラムドライバとロウドライバの出力波形を観測してみました
 
 
イメージ 1
 
ch1がカラムドライバ(列方向のアノード電位)
ch2が点灯しているドットのロウドライバ(行方向のカソード電位)
ch3がch2の1行前の消灯しているドットのロウドライバ です
 
ロウ(シンク)ドライバはOFFのとき出力がハイインピ-ダンスになってソース側の影響を受けるため波形が汚いですが要はアノード側がHでカソード側がLになっているタイミングでそのドットが点灯するということです
 
で1行前と今回の行の切り替わり部分を拡大してみると
 
 
イメージ 2
 
 
カラム側がONになって4μ秒位経ってからロウ側が切り替わってます。
これでは前の行にデータが漏れ出して薄く点灯するのは明らかです。
 
・・とここまで来てようやくこれらの処理をソフトウェアでやってたことに気付きました。ポートAにカラムデータを出力してから次にポートBにロウ方向のカウント値を出力しているからズレが出るのは当たり前の話でした