CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

出力回り

基板右下の出力アンプ付近を拡大してみます

100MHz電流帰還型ビデオアンプHA-5020の出力を100MHzビデオラインドライバEL2003で電流ブーストしているのがわかります

 

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このあたりのサービスマニュアルとか回路図をネットで探してみたのですがどうも出てきません。パタンを追いかけ、想定される回路に引き写してみると直流的にはだいたいこんな感じではないかと。DDSから出力される波形とおそらくPWMジェネレータで生成したDCオフセット電圧を加算するごく普通のオフセット付き反転増幅です。

(ただしチップ抵抗の値が読み取れないので仮にすべて同一抵抗値としています)

 

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当初、出力がマイナス側に振り切って波形が出てこないのでアンプのプッシュプル出力段でマイナス電位側に引き込むトランジスタがショートモードで壊れたんじゃないかと疑いましたが、これは単にオフセット電圧が低すぎてマイナス側が頭打ちになってるだけなのかもしれません。上の回路でオフセット入力を8Vにしてシミュレーションすると20Vp-pサイン波形は8Vシフトして-18V~+2Vで振れようとするので当然マイナス側はサチってしまいます

 

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