CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

出力特性

電子負荷で取り出す電流を自由に可変できるようになったので早速測定してみました。配線がぐちゃぐちゃですが。

 

内部設定値VOUT=436としたFWを書き込み起動。負荷をかけていくと100mAまで1V以内の降下でかなり安定しています。VFDに必要な電流は10~20mA程度と思われ十分な容量があります。

        2次出力電圧(DCV) vs. 2次出力電流(DCmA)

さらに負荷を大きくしてどこかでストンと落ちるのもみたい気がしますが、電子負荷が設計上125mAまでしかかけられないのと、もし降伏した時、どういうモードになるのか・・FETが燃えるのかコアが割れるのか・・わからなのでの止めておきます。ちなみに100mA連続運転時にはFETもコアもまったく冷たいままで、電子負荷のヒートシンクがほんのり温かくなる程度でした。

 

つぎにヒータ巻線(3次出力)も確認しておきます。これはACのままで電子負荷が使えないので2次負荷試験と同時に測定した無負荷と80Ω定抵抗負荷での状態です

        3次出力電圧(ACVrms) vs. 2次出力電流(DCmA)

ヒータ巻線は帰還していないので負荷をかけると電圧低下してしまうのはしかたないとしても、妙なのは2次負荷によって電圧が変動する、負荷が重いほど出力電圧が上がるということです

ただACの3次出力電圧はアナログテスタでrms値を見ているので波形による影響もあるかもしれません。負荷状態によるPWM出力とAC出力波形は見といたほうがよさそうです