CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

部品交換

基板上にはDCオフセット電圧の出力にテストポイントがありここはつまみの設定どおりの電圧が現れました。一方OP177の出力は-3Vくらいで変化せず、なおかつOPアンプの+入力(0V)と-入力のバーチャルショートが成り立ってないのでこれはOP177が壊れてるんじゃやないかとおもい外してみました。

 

横着して筐体内に基板が入ったまま狭いところでハンダごてを突っ込んでゴリゴリやったのでパタンを少し痛めました

 

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外した後でOP177の下に走っていたパタンを見てみると、あれえ?思ってたんと違う・・

回路にしてみるとこんな感じです

 

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部品定数は適当だし、ひょっとすると抵抗とコンデンサを見誤ってるかもしれませんがなんか理解しがたい回路です。どうしてこれが動作するのか、特にOP177の機能がわかりません。積分回路でオフセットキャンセルするDCサーボのようでそうでもないし・・

ところがこれをシミュレーション実行するとDCオフセットの加算、超低周波領域からちゃんと出力されるのです。アナログは難しい

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壊れていたのかどうかもわかりませんが外してしまったOP177の代替をとりあえずポチっておきました。取引実績がある業者ですがまた1か月くらいかかるんじゃないかと思います

 

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