CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

制御回路検討

このような仕組みでLCDが制御できることがわかりましたが、実現しようとするとこのハードウェアはかなり大掛かりになってしまいます。
全てのバックプレーン端子とセグメント端子に4つの電圧レベルを切替えるアナログスイッチとクロックに同期してそれを制御するシーケンサを用意しなければなりません。
今回のLCDはバックプレーンとセグメント合わせて30ピンですから30組となりディスクリートのロジックではとても無理で、普通は前述のような専用のロジックを集積したドライバLSIを使うことになります
 
最初はこのLSIを見つけようと思ったのですが、主制御のためのマイクロコントローラPICのラインナップを見ていたら実に都合よく液晶ドライバの機能を既に組み込んだものがありました。
 
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これを使って時計を作ってみます。
 
40ピンのPIC16F1939にLCDを接続しますが、残念ながらセグメントドライブが24本しかなく、3本不足です。
そのため使わないと思われる入力ソース表示などに接続されたセグメントの制御を割愛。電源は3Vリチウム電池として、設定用のスイッチやブザー、リレーを接続したパタンをPCBEで入力しました
 
 
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