CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

部品見直し

 
ここまできて、設計に採用した部品が実際入手可能か心配になってきました。
 
システムの中核になるMC14500/MC14512/MC14599はもちろん手持ちのDIP品ですが
周辺のICは4000シリーズのICを何も考えずにスペースの都合でSOPに置き換えてしまっています。いまどき4000シリーズはあまり使われないし、DIP品はともかくSOP品が店頭で入手できるかが問題です。
 
置いていそうな心当たりの店を当たってみると、まずバイナリカウンタのMC14516はSOP品がありません。これは普通に考えれば74シリーズの74HC163AFに置き換えれば良さそうですがプリセットがクロック同期のためちょっと動作が異なります。
ここは素直に手持ちのDIP品MC14516に戻すことにします
 
つぎにDual2→4デコーダのMC14556もアウト。ところがこれは74HC139AFとロジックもピン配置も全くコンパチで使えそうです。4000系と74系で品番が全く違うのにコンパチはちょっと珍しいです。
残りのゲート類:4066、4069、4071、4075はSOP品が見つかりましたが、これも全部74系にしてそれぞれ74HC4066、74HC04、74HC32、74HC4075にしてしまえば入手性に心配なくなります。
さらにORゲートとアナログスイッチはそれぞれ1ゲート分しか使わないので、ここはワンゲートロジックTC7S32、TC7S66に置き換えてみました
 
これらの変更を加えて再び自動配線を実行。
 
イメージ 1
 
DIPが3個増えたので空きスペースが減り、かなり配線率が下がると思っていたのですが、意外に配線が進み、結局、前回と同じく99.5%、未配線のエアワイヤ2本まで行きました