CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

CPU換装

 
ハード的な修正はだいたい完了したので、CPUを元々の予定のセラミックPGAのものに取り替えました。
ロゴや型番のマーキングも目立ちませんがれっきとしたインテルA80286-8です。
 
 
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今まで載せていたのがAMDの80C286でCMOSプロセスでしたが、今回NMOSプロセスのチップにそのまま載せ換えても動作は全く問題ないようです。
 
ただし同じ速度でも消費電力は大幅にアップ。
基板への+5V供給電流は80C286では350mA程度だったのが、約600mAになりました。
ヒートシンクが要るほどではないですが発熱も結構あります。
 
 
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LCCパッケージのインテルR80286-8も手持ちがあって、専用ソケットに挿すとこれもPGAピン互換になります。
これの動作も見てみたかったのですが、ソケット外形が少し大きくZIFソケットのヒンジにぶつかってしまい装着できませんでした。残念