CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

12bitA/Dコンバータ

イメージ 1

なにげなくdsPIC内蔵のADコンバータを使ってますが、
考えてみるとちょっと前まで12ビットA/Dコンバータなど、超高価な高嶺の花で
素人が入手したところで回路や実装でとても精度が出せる代物ではなかったはずなんですが。
今ではコントローラ付きで数百円なんて全く恐ろしいです。

手持ちの古いA/Dコンバータを並べてみました
左から
ADC80 変換時間25uS
      元祖12ビットADコンバータでしょうか、パッケージからもろにハイブリッドICしてます。
      当時まともに買ったら1個数万円でしょう

AD574 変換時間35us
      工業標準品みたいなもので今でもピンコンパチの現行品があります。
      見た目はモノリシックICですが内部でダイが2つに分かれているらしいです
      最後の添字が民生/産業/軍用とか動作温度範囲を示していますがこれの違いで
      十倍以上値段が違ったような

MAX162 変換時間3us
      ようやく素人にも入手できる価格になりましたが信号や電源の取り回しで
      まともに動かすにはえらい苦労しました