CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ACV測定

7セグメントVFDLD8118を使った基板の方も制御ファームを書き込んで動かしてみました。表示がちょっと暗いかな

 

フィルタをかけるとこういう感じ。カウントアップテストで最下位桁はちらついてます

 

この基板は自作のVFD電源が載っていますがアノード、グリッドのドライブ波形を見ると19Vくらいしかありません。LD8118Va,Vgは24Vtypのようなのでちょっと低いようです。ただ昇圧電圧はトランスの巻き数比なので変えようが無いんですが

 

多少出力が改善するようなのでトランス一次側にパラでつながるコンデンサを調整して共振周波数を100kHz程度にしました。このときヒータ電圧はこんな具合で8.6Vp-pありこちらは十分です

 

この周波数帯域の微小AC電圧は測定が難しいです。オーディオ帯域の少し上ですがデジタルテスタのACVレンジではまったく測れません。テスタのACVレンジは商用周波数50/60Hz専用みたいなもので手持ちのsanwaDA-50Cでは帯域わずか500Hz、FLUKE87でも20kHzLPFが入っててダメでした。

本来はバルボルがあればいいのでしょうが、これではどうかと古いアナログテスタを引っ張り出してきました

AC3Vレンジで帯域200kHzと謳ってますが2.9V程度を指示しています。8.6Vp-pは仮に正弦波とすると実効値約3Vなのでいい線行ってます