CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ICピン配置

トランスピュータ関連の資料をネットから探してきてぼちぼち読み始めています。並列処理のアーキテクチャは難解ですがプログラミングモデルやインストラクションセットもかなり変わっていてそれはおいおい読み解いていくつもりです

ハードウェア面ではあまり問題なさそうと思ったのですが、具体的に見ていくと検討することは多そうです。たとえばICのパッケージですが次のように10×10グリッドの84ピンPGAになっています。

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これに適合するソケットはもちろんメーカのラインナップにはありますが小売りでの取り扱いがなかなかありません。ほしいのは真ん中のピン配置なのですが、見つかるのはAやCばかりです。

MC68000などに適合し入手は容易でこのブログの68kプロジェクトでも使いました。グリッドは10×10ですがピン数は68。最内周の16ピンが足りません

Cは84ピンPGAソケットでよくヒットするものでピン数は合ってますがグリッドが11×11で使えません。たしか∫dtの高速乗算器がこんなパッケージだったような

A         B          C

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いよいよ入手不可だったら手元にある多ピンのPGAソケットから切り出して加工になるかもです