CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

抵抗交換

みれば明らかなんですが回路図の設計値通りに作るなら、正しいのがR1,R6で残りのほうが実は間違ってるわけです。R2~R5,R7,R8を取り付けるとき470Ωのつもりで「470」とかかれたテープからチップを取り出したみたいです。当然3桁表記の1桁目は10のべき乗を示しますからこれは47Ωであったと。1桁目が0の場合は要注意です。

ただこれが怪我の功名でLEDの明るさからいって制限抵抗は47Ωのほうで良かったみたいです。R1とR6のみ「470」表記の47Ωに交換しました。

 

こういう部分の抵抗値は見た目の問題なのでいままで適当に決めていましたが実際どれくらいの電流が流れているのかたまにはちゃんと見ておくことにしました。以下の波形はセグメントドライブのTD62083の出力でL期間がドライバがONになっている期間で飽和電圧は720mVということになります。

 

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同じようにLEDが点灯しているときの各部の電圧配分をみてみるとこのようになっています。

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セグメントドライバTD62083と桁ドライバTD62783の飽和電圧がそれぞれ0.72Vと1.28Vでデータシート上のtyp値(0.9Vと1.8V)より小さめ。LEDの順電圧Vfは黄色だと2V程度なのでだいたいこんなものです。となると抵抗の両端にかかる電圧が0.86Vとなり。ここからLEDに流れる電流は18.3mAということになります。

このLEDの順電流は20mAtyp、実際は4桁ダイナミックドライブでデューティは1/4なのにこの明るさなら十分です。

 

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抵抗を交換した後の全点灯状態です。ちゃんと明るさがそろいました。ざっくり決めた値のしかも間違って付けた値なんですがまぁ結果オーライということでいいでしょう。