CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

周辺I/O

ひきつづき周辺I/Oも回路図入力しています。ここら辺はホストCPUと関係なく汎用的な構成です。

パラレル入出力は8255を置いてPAとPBは規格化されたピンアサインでコネクタへ。PCポートは慣例通りボード上の8個のLEDを接続しました。

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一方、シリアル入出力は前に書いたようにSSC:Am85C30を置いて2チャンネルのシリアル入出力とし、ホストマシンと通信する方はDsubコネクタにしてあります。毎度ちょっと悩むのはデバイス自身が動作するためのクロックと送受信のための伝送用クロックの発生源ですが、内部ボーレートジェネレータの分周範囲とかマニュアルをまだ全然読んでいないので伝送用には安全牌で専用の水晶発振器を置き、動作用クロックにはCPUで内部2分周したシステムクロック出力、それをさらに2分周したものを利用します。

 

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ここまで回路描いてみると、CPUブロック以外は、ほとんどどのCPUでも同じ構成です。特に32ビットCPUでバスが時分割でなくラッチ不要、且つバスサイジングが出来るものであればCPUブロックのページだけ差し替えればほとんど同じ図面でいけるということです。例えばMC68030なんかもOKでしょう。ボードはもちろん再設計ですがCPUの場所だけ挿げ替えれば周辺部品は全く同じ配置で問題ありません。ただMC68030ならばいっしょにMC68882も載せたいというのはありますが。