トランスピュータは自分自身でリンクを持っていて、さらにリンクアダプタを使えば汎用CPUの8ビットバスにもつながるので他にシリアルコントローラは要らないのですがボード単体でデバッグすることも考え接続しておくことにします。
採用したのはフィリップス(現NXP)のSCN2681です
シリアルコントローラは通信設定などの初期化プログラムをしなければならず、送受信もステータスを見るなど操作が複雑なので、本来は手になじんだ実績のあるものを使えばいいのですが、INMOSのT414評価ボードの回路図に使われてるのを見つけたので入手してみました
このICは非同期調歩式のシリアルポート2組の他、モデム制御信号を汎用化した入出力ポートを持つのでボード上のハードデバッグはこれ1つで十分で便利そうです。
今回使うのは44ピンPLCCでパッケージ違いの40ピンDIPがあるのはいいとして同じSCN2681の型番で他に28ピンDIPと24ピンDIPが存在するようです。同じダイで汎用ポートのピンを削減したボンディングオプションなんでしょうがちょっと変態的