CPUの正常動作が確認できたので周辺デバイスのデバッグがやっとできます。最初はモニタを搭載するためやはりシリアルコントローラからです
デバイスはTL16C550をつかっています。
転送用のクロックはCPUクロックを流用してもいいのですが、標準的なボーレートにきっちり合わせるため基板裏面に専用の発振器を置きました。14.7456MHzを発振させ74393で8分周した1.8432MHzを供給します
デバイスに内蔵されたボーレートジェネレータで3分周すると38400bpsの16倍のサンプリングクロック614.4kHzが得られます。
ところでこうした水晶発振器とかCPUの周りをサポートする部品で5V用というのはだんだん入手しづらくなってきました。この表面実装で5V用の京セラFXO31FHはかろうじて店頭で買えますが、ロジック系の低電圧化にともない3.3V系が席巻しています。とくにプログラマブルロジックCPLD、FPGAの5V系はほぼ絶滅のようです。たいてい5Vトレラントなので突っ込むこと自体は大丈夫のようですが
上の方についている7407は送受信ラインのレベルでインジケータのLEDを光らすドライバです