CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

問題点いろいろ

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AKI-H8とMAXII基板がなんとか動作しているところまで確認できましたが
現状いくつかの問題がわかっています。

(1)アナログフロントエンドのOPアンプが正常動作していない
    入力にかかわらず出力が半端な電位に固定してしまっています。
    発振はしてないようだけど少なくとも入力ピン間のバーチャルショートが成立していない。。。
    使っているのがAD9631(帯域320MHz、1300V/μs!)という超高速OPアンプで、
    ほとんどUHF帯高周波部品として取り扱う必要があるのに、この基板では実装方法に問題が
    ありそう

(2)ロジック入力でD0とD1ラインでエッジトリガはかかるがメモリにレベルが書きこまれない
    パイプラインSRAMにつながる線がおかしいか?

(3)水晶発振器接触不良でクロック停止
    これは単純。トラ技にあるように水晶発振器を8ピンICソケットで取付けましたが、
    丸ピンソケットを使うと水晶発振器の細いリードでは接触不良になるようです

(4)コネクタ位置間違い
    ポカミス!AKI-H8のCN4をCAD上で配置するとき縦横10milずれてしまいました。
    基板を載せると上図のようにピンがはみ出しますorz
    さいわい、このコネクタにはデバッグ用のシリアル入出力しかアサインされておらず、
    しかも使用するSCI0はうまい具合にSCI1のコネクタに引き出されていて難を逃れました