CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

VRAM接続

電源が用意できたのでいよいよビデオ出力周りの確認をします。
いままで未実装だったVRAMを取り付けますが、今時古典的な16kbitDRAMは希少品です。以前、オークションでジャンク扱いで入手した富士通の互換品MB8116はあるのですが。


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ところがここまで来て、ハタと思い当たりました。
わざわざ3電源まで用意して古いDRAMを動かす必要があるだろうかと。
最近のDRAMは当然単一電源で動作しますが64kbitDRAMから既に+5V単一電源で動作するようです。
今回の16kbitとそれ以降の64kbit、256kbitDRAMのピン配置を比べてみると・・・

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16kbitDRAMで必要だったVBB、VCCは64kbit以降で不要となり、このピンをアドレスピンに割り当てることで容量を増やしています。
DRAMはカラムとロウアドレスを時分割で2回与えるのでアドレスピンが1本増えると容量は4倍増えます)
それ以外のピン配置は全く同じなのでこれは差し替えることで単一電源動作ができそうです