CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

メモリ換装

懐かしの64kbitのDRAM、uPD4164を入手しました。65536×1ビット幅なのでこれを8個並べるとZ80の全メモリ空間をカバーするのでこれとシャドーROMを組み合わせた8ビットパソコンがあった気がします。

 

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セラミックパッケージと金属のハーメチックシールがいい感じです

 

5V単一電源でピン配置は16k→64k→256kとアッパーコンパチなのでTMS9995ボードのグラフィックRAM、256kDRAMの41256と換装してみました

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256kDRAMではアドレス最上位ビットA8に割り当てられていた1ピンがNCになるだけなので何も考えずに差替えできます

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やはりセラミックパッケージは「映え」ます。カッコがいいだけではなくこんなメリットもあります。VDP:TMS9918は16kbyteしかメモリを管理できないので256kDRAMを使うと1/16のエリアしか使わない、つまり94%ものアクセスできない無駄領域が出るのですが、64kDRAMであれば1/4は使うので無駄領域は75%に減り、デバイスに対する罪悪感も軽減します。交換した256kDRAMは全エリアを使うような別のプロジェクトに転用することにしましょう。

 

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電源ONでモニタは起動。画面ロードプログラムを実行させます。

 

そしてついにWin7が起動しました

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・・・な、わけないか。