CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

スイッチ交換

MC68020ボードを収納しているケースの電源スイッチが接点が腐食してるか何かで壊れていて2回路のうち片回路で配線を直し、支障はありませんがそのうち交換してやろうと思ってました。

がんばってメタコンとか使って製品っぽく作ってますがAC100Vとかヒューズ容量のインレタを手抜きしているところが所詮アマチュア工作です

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20年以上前のものだしメーカも品番も判らず、わかってもとっくに生産されてないだろうと思いながら「波動スイッチ」や「ロッカースイッチ」で画像検索していたのですがそのものズバリのものが見つかりました。

ミヤマの現行品でMS-390でした。もっとも国内メーカーだとしたら富士測かミヤマかサトーパーツくらいの当たりは付けていたのですが

 

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大阪日本橋のパーツ店に在庫があるようだったので、大阪出張のついでに買ってきました。品名を告げて奥から出してもらうまでも無く店頭の平台に並んでいました。

帰ってから比べるとまったく同一製品でした。本体から外した旧部品(左)はノブが多少黄ばんで見えます

 

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裏をみると旧部品は端子の周りとモールドの間にフラックス上がりの処置がされていません。ここからハンダのフラックスとか外気が侵入して接点がいかれたのかもしれません。新しい方はモールドは全く同じですが端子の周りがちゃんとペイントで封止されていました。

 

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いま改めてみたらちゃんとミヤマのロゴマークと品番MS388~393が刻印されていました。小さくてまるで見えませんでした。

388~393というのは1回路2回路、単投双投の同じシリーズのモールドを同じ金型で作っているのでしょう

 

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