TLCS90のステッピングモータコントローラはシフトレジスタのステージ間接続の切り替えと
初期データによって各種励磁シーケンスを作り出せます。
4相クロックの出力をロジアナで見てみました
(1) 1相励磁
常に励磁されているのは1相だけなので消費電力が少なくて済みますが
メカ的な安定度に若干欠け、振動が大きいのが難点です
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/O/O3I/20190804/20190804185756.jpg)
(2) 2相励磁
励磁ONのタイミングを1/2づつオーバーラップしてドライブします
消費電流は増えますがトルクが大きくなります
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/O/O3I/20190804/20190804185800.jpg)
(3) 1-2相励磁
励磁ONのタイミングを1/3づつオーバーラップしてドライブします
A相とB相の中間のポジションを作り出せるので回転が滑らかになります。
ただし同クロックレートでの回転数は半分になります
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/O/O3I/20190804/20190804185806.jpg)