CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

励磁シーケンス

TLCS90のステッピングモータコントローラはシフトレジスタのステージ間接続の切り替えと
初期データによって各種励磁シーケンスを作り出せます。
4相クロックの出力をロジアナで見てみました
 
(1) 1相励磁
  常に励磁されているのは1相だけなので消費電力が少なくて済みますが
  メカ的な安定度に若干欠け、振動が大きいのが難点です
 
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(2) 2相励磁
   励磁ONのタイミングを1/2づつオーバーラップしてドライブします
   消費電流は増えますがトルクが大きくなります 
 
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(3) 1-2相励磁
   励磁ONのタイミングを1/3づつオーバーラップしてドライブします
   A相とB相の中間のポジションを作り出せるので回転が滑らかになります。
           ただし同クロックレートでの回転数は半分になります 
 
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